○甲良町立中学校部活動指導員設置要綱

令和7年2月28日

教委訓令第2号

(趣旨)

第1条 この要綱は、部活動指導員(学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第11号)第78条の2に規定する部活動指導員をいう。以下同じ。)の設置、身分、任用及び職務等に関し必要な事項を定めるものとする。

(設置)

第2条 甲良町立学校の設置等に関する条例(昭和39年条例第16号)別表第2に規定する中学校(以下「中学校」という。)に部活動指導員を置く。

(身分)

第3条 部活動指導員は、地方公務員法(昭和25年法律第261号)第22条の2第1項に規定する会計年度任用職員とする。

(任用)

第4条 部活動指導員は、次の各号の1に該当する者で、その職務を行うために必要な見識を有するもののうちから任用する。

(1) 教育職員免許法(昭和24年法律第147号)第4条第1項に規定する普通免許状を有すること。

(2) 公益財団法人日本スポーツ協会や競技団体等が認定するスポーツ指導者資格を有する者

(3) 甲良町教育委員会(以下「教育委員会」という。)が、一定の指導実績、又は相当の指導力を有すると認めた者

(職務)

第5条 部活動指導員は、中学校の教育計画に基づき、中学校の校長(以下「校長」という。)の監督を受け、次の職務を行うものとする。

(1) 実技指導

(2) 安全及び障害予防に関する知識及び技能の指導

(3) 学校外での大会、練習試合等の引率

(4) 用具及び施設の点検及び管理

(5) 部活動の管理運営

(6) 保護者等への連絡調整

(7) 年間及び月間指導計画の作成

(8) 生徒指導に係る対応

(9) 事故が発生した場合の現場対応

(10) その他部活動の実施に関し必要な業務

2 校長は、部活動指導員に部活動の顧問を命じることができる。ただし、部活動指導員のみを顧問とする場合は、当該部活動を担当する教諭等を指定し、前項第7号から第9号までの職務に当たらせるものとする。

(指導時間等)

第6条 部活動指導員の1日の指導時間は、甲良町立学校の管理運営に関する規則(平成25年教委規則第4号)第3条に規定する学校休業日(以下「休業日」という。)以外においては2時間、休業日は3時間を限度とする。ただし、大会及び練習試合等の指導や引率を行う場合は、この限りでない。

2 部活動指導員の勤務時間は、年420時間を限度とする。

3 部活動指導員の勤務日及び勤務時間の割振りについては、校長が行う。

(報酬)

第7条 部活動指導員の報酬は、甲良町職員の給与に関する条例(昭和30年条例第9号)別表第1における第1級第84号給とする。

(服務)

第8条 部活動指導員は、次の事項を遵守しなければならない。

(1) 職務の遂行に当たって、法令等に従うこと。

(2) 職の信用を傷つけるような行為をしないこと。

(3) 職務上知り得た秘密を漏らさないこと。その職を退いた後も同様とする。

(4) その他校長の指示に従うこと。

(研修)

第9条 教育委員会及び校長は、部活動指導員に対し、部活動指導員の職務遂行に当たり必要な研修を行わなければならない。

(その他)

第10条 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、教育委員会が定める。

この要綱は、令和7年4月1日から施行する。

甲良町立中学校部活動指導員設置要綱

令和7年2月28日 教育委員会訓令第2号

(令和7年4月1日施行)

体系情報
第7編 育/第2章 学校教育
沿革情報
令和7年2月28日 教育委員会訓令第2号