甲良神社本殿(法養寺)

更新日:2022年11月28日

甲良神社本殿(法養寺)

指定期日

昭和49年11月13日

建立年代

江戸時代

1棟

説明

甲良神社は佐々木京極氏によって、永正15年(1518)弓削(ゆげ)村(現竜王町弓削)からご神体を迎えたと伝えています。その子孫で日光東照宮を造営した甲良豊後守宗廣(こうらぶんごのかみむねひろ)が慶長9年(1604)、この社を修理したと言われています。 この神社は古くから上ノ郷(法養寺、金屋、北落、横関、小川原の各旧村)の総社として信仰され、明治5年(1872)には郷社になりました。 本殿は、流造(ながれづくり)で、檜皮葺(ひわだぶき)、蟇股(かえるまた)、組物(斗拱(ときょう))、木鼻(きばな)などの様式から江戸時代(1603~1868)初めごろの本殿建築の好例とされています。 境内には「町の木」であり、「湖国百選」に選ばれた高さ26メートル、750年以上の年を経た欅(けやき)があります。 木鼻:などが柱の外側に突出している部分で、この部分に繰形(くりがた)や彫刻をしています。

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