長安寺梵鐘

更新日:2021年06月30日

長安寺梵鐘全体
長安寺梵鐘説明看板
長安寺梵鐘下から見た画像

指定期日

昭和48年4月18日

製作時期

江戸時代

1口

説明

鐘は寺の行事や時刻の合図だけでなく、仏の教えを伝える神聖な仏具として尊ばれ、梵鐘(ぼんしょう)と言われます。 長安寺の鐘は、天女の舞姿やぼたん・唐草・蓮華(れんげ)の浮き出しの模様が美しく、鐘の下部の縁が八角に造られている珍しいものです。上部に乳(にゅう)と呼ばれる疣(いぼ)のような突起が108個あって、「百八乳の鐘」とも言います。 元禄9年(1696)、愛知郡の長村(おさむら)(現愛荘町・長(おさ))で造られた鐘で、新しいデザインを競った江戸時代の優れた鐘です。この鐘は、太平洋戦争中に行われた金属回収の時にも供出されないで残され現在に至っています。

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