正楽寺若一神社宝塔

更新日:2021年06月30日

正楽寺若一神社宝塔

指定期日

昭和40年10月11日

制作年代

鎌倉時代

説明

大正8,9年頃、勝楽寺(しょうらくじ)裏山から移転されたものといわれ、若一神社本殿右の石積みの上にあります。 この宝塔は二重壇上の建ち、塔の各部とも同じ高さ220センチメートルの花崗岩製の塔です。次のような銘が刻まれています。

当先考沙弥願念十三年忌奉造立之延慶四年辛亥二月二十八日願主清原

これによって、「清原」なる人物が亡き父の十三回忌に建立した供養塔であることがわかります。延慶4年(1311)とありますので、西明寺宝塔建立の7年後であり、勝楽寺創建の30年前に建てられたことになります。 沙弥(しゃみ):仏門に入った人、僧のこと。

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