西明寺二天王立像

更新日:2021年06月30日

持国天
増長天

指定期日

昭和40年10月11日

製作時期

室町時代

2躯

説明

西明寺二天門に持国天(じこくてん)、増長天(ぞうちょうてん)の2体の木像が寺を守って立っています。 元亀2年(1571)西明寺の寺域は織田信長の兵火にかかって焼失しましたが、幸いにも寺院の中心部分である本堂と三重塔、二天門、二天王立像は難を逃れました。 この仏像はいくつもの木材をつなぎ合わせた寄木造(よせぎつくり)という方法で造られています。2体ともに像の高さは1.95メートルで、仁王像と同じように、一方は口を開き、他方は口を閉じています。 正長2年(1429)、印尋(いんじん)によって造られたもので、作者と制作年代のわかる仏像として珍しく貴重です。

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