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新たな差別意識を生む「えせ同和行為」

えせ同和行為をご存知ですか?

 えせ同和行為とは

 「えせ同和行為」とは同和問題を口実にして、企業や行政機関などに不当な利益や義務のないことを要求する行為を言います。この行為は、「同和問題はこわい問題であり、できれば避けたい」という誤った認識を植えつけ、差別や偏見を助長する要因となっており、同和問題の解決を阻害するものです。

 えせ同和行為の具体例

  • 図書等物品購入の強要(全体の7割を占めています。 法務省人権擁護局「H20年度中におけるえせ同和行為実態把握のためのアンケート調査結果」)                 
  • 講演会・研修会への参加強要
  • 協力業者(下請け)への参加強要   
  • 融資や債務免除の強要
  • 寄付金・賛助金の強要
  • 示談金の強要        
  • 機関紙等への広告掲載の強要

 要求の手口(手口を知ることも被害を防ぐ方法のひとつです)

  • 執ように電話をかけてくる       
  • 事務所に多数で押しかけると言って脅す
  • 同和問題をしっているかと言って脅す  
  • 政治家との関係をほのめかす
  • 大声で威嚇する            
  • 官公庁の紹介だと言って圧力をかける
  • 責任者に会わせろと言って脅す

 不当な要求を受けたら

  • 不当な要求はき然たる態度で断固拒否しましょう(あいまいな返答は相手にスキを与えます) 
  • 面談は、自社応接室など、こちらの管理が及ぶ場所でしましょう
  • 相手方の氏名、所属団体、住所、電話番号などを確認しましょう(代理人の場合は委任状を確認しましょう)
  • 窓口担当者に任せるのではなく組織全体の問題として対応します
  • 面談の場合でも電話の場合でも、話の内容を録音又は詳細に記録を取りましょう
  • 対応はおそれず、あわてず、ゆっくりと丁寧にしましょう
  • 同和問題に対する理解を深める(同和問題に関する正しい理解は、えせ同和行為を排除するとともに、同和問題の解決を目指すうえでも必要不可欠なものです。)

     

 えせ同和行為は同和問題に対する誤った認識を植えつけ、差別や偏見を助長する要因となっており、同和問題の解決を阻害するものです。これまで、多くの人々が差別解消のために行ってきた活動の努力を踏みにじる行為であり、許されるものではありません。 差別のない暮らしやすい社会を実現させるためにも、一人ひとりが正しい理解を持って、不当要求には毅然とした態度で臨みましょう。

えせ同和行為で困った時は

 えせ同和行為は初期の対応が非常に重要です。不当な要求を受けて対応に迷った場合、不明な点や不安がある場合には、直ちに相談機関に連絡して助言を受けましょう。

 滋賀県では、2009年に「えせ同和行為防止滋賀県民会議」を設立し、相談活動や被害の未然防止に関する研修や啓発活動などを行っています。

○相談機関

暴力追放運動推進センター 077-525-8930

大津地方法務局 077-522-4673

甲良駐在所 38-2227

警察 110番 

お問い合わせ先
人権課人権政策係
〒522-0244 滋賀県犬上郡甲良町在士357-1
電話番号0749-38-5066 ファックス0749-38-5150
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